全体スケジュール
事前計画
1.敷地
仲介業者の紹介、土地購入のお手伝い、設計提案等、敷地調査 など
2.資金
北洋銀行 厚別ローンプラザでの事前審査のお手伝いをします。
依頼主様ご自身での審査の場合は、それを計画とします。
3.プラン
コンペ方式「社内設計者全員(建築家も参加)コンペの競争設計」などの方法により、プランを作成します。
4.概算工事額の算出
事前計画プランを元に、ハウスメーカーで言う「工事原価」を算出します。
設計段階
1.基本計画
間取り、デザイン、断熱気密、工法等を確定(後に変わることもあります)。
間取りやデザインが確定したら、建築模型を製作し、採光や空間の確認を致します。
2.仕様検討
建築模型や図面を基に建材や什器の選定、各ショールームでの確認選定をします。
3.詳細設計
棚や収納など内部詳細の検討を行います(持ち込む家具などの寸法を教えてください)。
4.表装計画
外壁、クロス、床材、タイル等、表装の検討を行います。
5.設備設計他
給排衛生・電気・照明・暖房など設備の検討、地盤調査、構造計算(必要な場合)を行います。
6.確認申請
確認申請を提出します。
7.実施設計
決まった基本計画にもとづき、業者の見積や契約が出来る&業者の施工が出来る図面を作成します。
8.実行目標工事額決め
設計中に選んだ建材や什器など、その都度金額を入れ替えながら検討し、
建物の大きさや採用建材や仕様を選定していきます。
建築の内容や仕様が確定したら、
「この金額ならできるはず!この金額でやりたい」
という実行予算を、建築主様と相談しながら目標設定します。
直接発注ですので一般的なハウスメーカー等よりも 15~20%程 安価になります。
9.業者交渉選定・契約
発注方式を決め、業者へ交渉。決定すると契約となります。
添付する図書が最終決定ということになり、この後は「変更・追加」となりますのでご注意ください。
施工監理
支払管理
施工上の管理ではありません。
設計内容の監視をいたします。
1.着工時、基礎配筋
基礎完了時の確認事項
(例)
- 敷地形状、境界、方位の確認
- 地縄、遣り方の確認
(レベル・配置確認は委託者同行確認) - 地業、形状、寸法、配置の確認
- 基礎形状、寸法、配置の確認
- 配筋の確認
- 型枠の確認
- アンカーボルトの位置、本数の確認
- コンクリートの品質の確認
2.構造躯体完了時の確認事項
(例)
- アンカーボルトの確認
- 構造材の接合部の確認
- 接合金物確認
- 耐力壁位置、長さ、規格確認
- 建物の高さ等法規規制上の確認
- 構造材の品質、樹種、形状、寸法の確認
3.下地組完了時の確認事項
(例)
- 軒裏、外壁の防火上の措置の確認
- 壁体内、断熱、気密の確認
- 屋根下地材料、形状の確認
- 防水下地、防水工事、シーリングの確認
4.設備の確認事項
(例)
- スイッチ、コンセント、照明器具、
分電盤等の位置、規格、箇所数の確認 - 給水、給湯、排水栓の位置、規格、
箇所数の確認 - ガス栓の位置、規格、箇所数の確認
- その他設備機器の位置、規格、箇所数の確認
5.竣工時の確認事項
(例)
- 建具及び家具の作動確認
- 設備機器の作動確認
- 内外装仕上げの不具合工事有無の確認
- 外構工事の確認
- 外壁後退、斜線制限、手すりの高さ等、法規制との照合及び確認
1.融資契約(本審査)
各業者の契約が完了しますと、融資機関との契約が必要となります。
2.融資金消契約
建物が完成し、引き渡されますと
表示登記、保存登記を行い、建物の所有が建築主様所有となります。
その後、金融機関との金銭消費貸借契約を行います。
※実際には……
引渡しの2週間ほど前から、
表示登記、保存登記の準備が行われます。
完了検査済証が発行されると、金銭消費貸借契約です。
3.融資実行
金消契約が終わると融資が実行され
各業者に支払いが行われます。
4.支払確認
(1)建築主様へ間違いなく建物が引き渡されたこと
(2)施工業者様へ間違いなく支払いが完了したこと
を確認しましたら、完了です。
入居後
入居後も施工者管理に加え、その建物がある限りずっと小西建築工房が監理いたします。